札幌のうなぎの名店「うな明」ランチ時はいつも行列の人気店

鰻と言えば静岡県や愛知県、東京にも多数の老舗がありますが、実は北海道内でも道内の東側を中心に地下水をくみ上げて鰻の養殖がおこなわれていた時期はあったのです。養殖を進めていたのは北海道の開拓時代だったのでもう知らない人は多いと思いますが。

さて、その話をすると先が長くなりそうなので札幌の鰻事情に話を戻しますが、やはり札幌では鰻の食べられる店舗は少ないですね。食べログで見ても鰻を提供するお店は20店舗未満。かたや名古屋は200店舗以上とやはり歴然と差がありますが、そんな札幌でも美味しい鰻を提供しているのが「うな明」。

ランチは行列必須。出前という選択肢も。

お店の前をランチ時に通るといつも行列の人気店。私も鰻を食べたくなったとき、お客さんが来て鰻をリクエストされたときはこちらに通わせてもらっています。この日もランチに鰻が食べたくなり12時過ぎに訪れましたが4組待ちで20分は待ちました。出前という選択肢もあるので前日に予め時間を指定して出前を頼むのも良いと思います。

店内は落ち着いた雰囲気。テーブルが4つくらい。奥に座敷もあります。メニューはシンプルでわかりやすく鰻の大きさでお値段が異なります。

竹でもボリュームは充分

梅3,240円は小1匹、竹3,780円は中1匹、松4,860円は第1匹、特は6,480円で1匹半。ご飯の量は変わらないようで増やすことやおかわりをもらうこともできます。

私はいつも竹で十分にお腹いっぱいになるので、この日も鰻重の竹をオーダー。ついでにビール500円と、きも焼500円もいただいて昼から豪勢にいただきました。先出のきも焼はほろ苦さもありながら濃いうま味で日本酒がいただきたくなります。デパートなどで買う時もあるのですが、正直「触感だけだなー」と思っていましたがお店で焼いてもらうのは全然違いました。

ふっくら仕上げ!辛すぎない甘たれとご飯が美味い!

肝心の鰻重はふわふわ触感で味付けも重すぎず、お米も美味しいので言うことなしに満足。肝吸いも程よい塩加減で口の中をさっぱりとさせつつ出汁をしっかりと感じさせてくれます。ご飯と鰻と汁がもの凄くちょうどよい加減であっという間になくなってしまいます。この日も十二分に満足させてもらいました!この記事でぜひ鰻が食べたくなった方は一度は訪れてほしい名店です!

うな明
電話番号:011-612-5777
住所:北海道札幌市中央区北1条西27丁目3−1
営業時間:11:30~14:30、17:00~20:30
定休日:なしですが、月曜日か火曜日に休まれることがあります。